かぜとゆき通販は怪しい?口コミが悪い理由や高評価ポイントを解説!

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かぜとゆき通販は怪しい?口コミが悪い理由や高評価ポイントを解説!
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家に突然、見知らぬ通販会社のチラシやカタログが届いた経験はありませんか。最近、「かぜとゆき」という通販サービスに関して、怪しいのではないか、悪い口コミがあるのではないかという理由を知りたい方が増えています。多くの方が、かぜとゆきの通販は安全ですか?と疑問に思っているようです。また、かぜとゆきはどのような会社ですか?という基本的な情報や、かぜとゆきの経営者は誰ですか?といった背景にも関心が集まっています。

この記事では、かぜとゆきの支払い方法は?という実用的な点や、送られてくる通販カタログの停止方法、かぜとゆきの通販で利用される個人情報の取り扱いについて解説します。これらの疑問や不安を一つひとつ丁寧に掘り下げ、客観的な情報に基づいて徹底的に解消していきます。

  • かぜとゆきが「怪しい」と言われる具体的な理由
  • 会社の基本情報と経営者の背景
  • 実際の利用者の口コミと評判
  • 不要なカタログの安全な停止方法と個人情報の扱い
目次

かぜとゆき通販が怪しい悪い口コミとその理由

かぜとゆき通販が怪しい悪い口コミとその理由
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  • なぜ?通販チラシが届いたのか
  • 個人情報の扱いは安心できる?
  • どのような会社なのか?
  • 経営者のは誰なのか?経歴など
  • 商品価格は?かぜとゆきは高い?

なぜ?通販チラシが届いたのか

なぜ?通販チラシが届いたのか
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ある日突然、ポストに見慣れない「かぜとゆき」という名前の通販カタログが届いていたら、誰しも「なぜ自分のところに?」と驚き、少し不審に思うのは当然のことです。特に一度も利用したことがないサービスであれば、その疑問は一層深まることでしょう。身に覚えがないのにカタログが届く背景には、主に3つの典型的なパターンが存在します。多くの場合、これらのいずれか、あるいは複合的な要因によって配送されていると考えられます。

可能性1:DM発送代行業者の「名簿」が利用されているケース

これは、宛名がご自身の氏名で正確に印字されている場合に、最も可能性が高い理由です。かぜとゆきのような通販会社が新規顧客を開拓する際、自社でリストを持たないため、専門のDM(ダイレクトメール)発送代行業者に業務を委託する手法が一般的に用いられます。

これらの代行業者は、俗に「名簿屋」とも呼ばれることがあり、様々な方法で収集・作成された膨大な個人情報リストをデータベースとして保有しています。その情報源は多岐にわたります。

DM業者が保有するリストの主な種類
  • レスポンスリスト:過去に他の通販サイトでの購入経験がある、懸賞やアンケートに応募した、資料請求をしたなど、何らかのアクションを起こした人のリスト。特定の趣味嗜好を持つ層として価値が高いとされています。
  • コンパイルリスト:電話帳や住宅地図、公的な登記情報など、公開されている情報を基に作成されたリスト。
  • 会員名簿リスト:各種団体や組織の会員名簿などを基にしたリスト。

つまり、あなたが過去に利用した全く別のサービスで登録した情報が、DM業者のリストに含まれており、そのリストをかぜとゆきが利用してカタログを送付している、という流れが考えられます。SNSの口コミで「何十年も前の実家の住所に届いた」「結婚前の旧姓で届いた」といった報告が相次ぐのは、こうしたDM業者が保有するリストの情報が更新されていない、古いデータである可能性を示唆しています。

可能性2:宣伝目的で無差別にポスティングされているケース

次に考えられるのが、カタログに宛名が一切記載されていない場合です。これは、特定の個人を対象としたものではなく、宣伝目的でエリア内のポストに無差別に投函する「ポスティング」という手法になります。

ピザの宅配や地域の不動産情報、水道修理サービスのマグネット広告などと同じ、ごく一般的な広告活動の一環です。この手法の場合、業者は単に「この地域の住宅に配布する」という指示で動いているだけですので、あなたの氏名や家族構成といった個人情報が特定されているわけではありません。そのため、個人情報漏洩の観点から過度に心配する必要はないでしょう。

可能性3:知人・家族からの「カタログギフト」であるケース

数は少ないですが、意外と見落としがちなのが、第三者からの贈り物である可能性です。結婚式の引き出物や出産・新築祝いの内祝い(お返し)として、相手が品物を選ぶ手間を省けるカタログギフトは非常に人気があります。

この場合、贈り主があなたを届け先として指定し、かぜとゆきのカタログギフトサービスを利用したという流れになります。他にも、ゴルフコンペの景品や、お中元・お歳暮、法事の香典返しなど、様々な贈答シーンが考えられます。もしカタログが立派な封筒や箱に入っていたり、挨拶状のようなものが同封されていたりした場合は、まず贈り主の名前が記載されていないか、隅々まで確認してみることをお勧めします。

まず確認すべきは「宛名の有無」とその正確性

もし届いたカタログに、ご自身の氏名や住所が詳細(マンション名や部屋番号まで)に、かつ正確に印字されているのであれば、ポスティングやギフトの可能性は低く、やはり「可能性1」で解説したDM発送代行業者の名簿が利用されたと考えるのが自然です。その事実は、多くの方が次に抱くであろう「私の個人情報はどこから来たのか?」という、より深刻な疑問へと繋がっていきます。

個人情報の扱いは安心できる?

個人情報の扱いは安心できる?
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突然カタログが届くことで、多くの方が「かぜとゆきの通販は個人情報の管理がどうなっているのか」「どこから自分の情報を得たのか」と強い不安を感じています。結論として、かぜとゆき自体が悪意を持って個人情報を不正に収集・利用しているわけではないと考えられます。しかし、前述の通りDM発送代行業者という第三者が介在することにより、情報の出所が利用者にとって不透明になっているのが、不安感の根本的な原因です。

インターネット上の口コミでは、「過去にDHCを利用したことがあるからでは?」という憶測が数多く見られます。これは、かぜとゆきの創業者がDHCの元会長であるという事実から連想されるものです。しかし、DHCと「かぜとゆき」を運営する株式会社大と心は完全に別法人です。企業が顧客データを別会社に本人の同意なく提供することは、個人情報保護法によって厳しく制限されています。DHC側も過去の問い合わせに対し、顧客データの共有を公式に否定しており、この憶測が事実である可能性は低いでしょう。

個人情報保護法とダイレクトメール

日本の個人情報保護法では、事業者が個人データを第三者に提供する場合、原則として本人の同意を得る必要があります。しかし、DM発送業者が適法に入手した名簿(本人が第三者提供に同意しているケースなど)を利用して発送を代行すること自体は、法律の枠内で可能です。(参照:個人情報保護委員会ウェブサイト

最も考えられるのは、DM業者が長年蓄積された古い名簿を利用している可能性です。特に、2005年の個人情報保護法が全面施行される以前に作成された名簿などが、今でも業界内で流通しているケースがあります。そのため、自分では忘れてしまったような、何十年も前に登録したサービスのデータが巡り巡って利用されている可能性もゼロではありません。

自分の情報が、知らないところで知らない誰かの手に渡っていると考えると、やはり気持ちの良いものではありませんよね。法律的には問題なくても、生活者としては不安を感じるのが正直なところです。もし今後もカタログの送付を希望しない場合は、後述する「カタログの停止方法」を参考に対応することをおすすめします。

どのような会社なのか?

どのような会社なのか?
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突然カタログが届くと、まず「かぜとゆき」という聞き慣れない名前から、どのような団体が運営しているのか不安に思う方も多いでしょう。このサービスは、株式会社大和心(やまとごころ)という日本の企業が運営する総合通販サイトの名称です。2022年7月設立と比較的新しい会社ではありますが、その事業規模や掲げる明確なコンセプトから、単なる新興の通販サイトとは一線を画しています。

「日本の良いものだけ」を厳選するセレクトショップ型通販

かぜとゆきの最大の特徴は、その徹底した商品選定ポリシーにあります。一般的なECモールが、国内外のあらゆる事業者の商品を網羅的に扱う「市場」のような形式であるのに対し、かぜとゆきは自社の理念に合う商品だけを厳選して提供する「セレクトショップ」に近い形態をとっています。

その理念を最も象徴するのが、公式サイトでも明確に宣言されている「日本の良いものだけお届けする」という方針です。食品や衣料品、日用品から家電、伝統工芸品に至るまで、取り扱うすべてのジャンルにおいて、原則として日本製の正規品のみをラインナップしています。これは、価格競争の激化によって市場に溢れる安価な海外製品とは距離を置き、「日本の優れた製品を、その価値を理解する消費者に届けたい」「誠実で優良な国内メーカーを応援したい」という強い意志の表れです。

この「日本製中心」の方針が消費者にもたらすこと
  • メリット:品質や安全性に対する信頼感が高い商品を安心して購入できます。特に食品の産地や製造工程にこだわる方にとっては、大きな魅力となるでしょう。また、国内の製造業を応援したいという思いを持つ消費者にとっては、購買行動を通じてその意思を示すことができます。
  • デメリット:価格が相対的に高くなる傾向があります。また、商品の選択肢が大手ECモールに比べて限定されるため、多様な製品の中から最安値のものを選びたいというニーズには応えにくい側面があります。

このように、偽物や粗悪品が紛れ込むリスクを徹底的に排除し、品質を最優先する姿勢を貫くことで、特に安全性を重視する顧客層からの信頼獲得を目指しています。

会社の信頼性を示す企業情報

事業コンセプトだけでなく、企業の土台となる客観的な情報も、その信頼性を判断する上で重要です。以下に、株式会社大和心の基本的な情報をまとめました。

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法人名株式会社大和心(Yamato Gokoro Co., Ltd.)
事業内容総合通信販売事業
設立年月日2022年7月
所在地東京都港区虎ノ門2丁目2−1 住友不動産虎ノ門タワー
資本金300億円
代表取締役吉田 嘉明

特に注目すべきは「資本金300億円」という点です。一般的なスタートアップ企業が数百万〜数千万円で設立されることを考えると、この金額は異例の規模です。これは、事業に対して極めて潤沢な資金が投じられており、付け焼き刃のビジネスではなく、長期的な視点に立った大規模な事業展開を計画していることの証左と言えます。少なくとも、すぐに経営が立ち行かなくなるような小規模な会社ではないことが分かりますね。

社名の変遷について

前述の通り、元々は創業者の思想を色濃く反映した「大和心」という名前で事業を開始しました。しかし、この名称が既に他の法人によって商標として登録されていたため、事業の継続性の観点から、2024年1月に通販サイトの名称を現在の「かぜとゆき」に変更したという経緯があります。この社名変更からまだ日が浅いことも、多くの人にとって「聞きなれない怪しい会社」という印象を抱かせる一因になっているようです。

経営者のは誰なのか?経歴など

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かぜとゆきの経営者(創業者)は、化粧品や健康食品の分野で大きな成功を収めた株式会社DHCの創業者、吉田嘉明氏です。

吉田氏はDHCを一代で年商1000億円を超える規模の大手企業に育て上げた、日本を代表する実業家の一人であり、その経営手腕は高く評価されています。

ただし、「かぜとゆき」の前身である「大和心」の公式サイトでも、独自の思想を強く反映した宣言(大和心宣言)を掲載していたことから、経営者の過去の発言や、事業に色濃く反映された思想信条が、会社全体のイメージに大きく影響を与え、「怪しい」「偏っている」と感じる人がいる一因になっている側面は否定できません。

ただ、その強い思想は「日本のものづくりを純粋に応援し、消費者に安全で良質な日本製の商品を届ける」という、他社にはない明確な事業方針に直結しています。この点に強く共感し、サービスを積極的に利用している顧客層が存在するのもまた事実です。

商品価格は?かぜとゆきは高い?

商品価格は?かぜとゆきは高い?
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「かぜとゆきの商品は価格が高い」という口コミも一部で見られます。実際にカタログや公式サイトの商品ラインナップを見ると、Amazonや楽天といった大手ECモールで販売されている類似品と比較して、価格設定がやや高めであると感じるかもしれません。

これには、同社のビジネスモデルに基づいた明確な理由が2つ考えられます。

理由1:高品質な日本製・正規品に特化している

前述の通り、かぜとゆきは安価な海外製の大量生産品を扱わず、品質や安全性にこだわった日本製の正規品を中心にラインナップしています。日本のメーカーが、良質な素材や伝統的な製法、最新の技術を駆使して作った製品は、どうしても海外製品に比べて人件費や原材料費などのコストが高くなります。その分、長く使える耐久性や、安心して使える安全性、そして作り手の顔が見えるような信頼性といった、価格以上の付価値があると言えるでしょう。

理由2:ターゲット層と提供価値

カタログ通販という媒体の特性上、主なターゲット層は、インターネットでの価格比較や情報収集に不慣れなシニア層であると推測されます。ネット通販では価格の安さが最も重要な選択基準の一つになりがちですが、カタログ通販の利用者はそれ以上に「品質がしっかりと保証された商品を、安心して手に入れたい」というニーズを持っていることが多いです。そのため、最安値で競争するのではなく、品質や安全性を担保した上での適正価格で提供するという戦略をとっていると考えられます。

デパートで買い物をする感覚に近いかもしれませんね。価格だけを見ればネットの方が安いものはたくさんありますが、品質への信頼感や安心感に対して対価を支払う、という価値観です。安かろう悪かろうを避けたい方には、むしろ魅力的に映るかもしれません。

結論として、価格の高さは「品質へのこだわり」と「安心という価値」の裏返しであると言えます。単に価格だけを比較するのではなく、製品の背景にあるストーリーや品質、生産国といった価値を総合的に判断できる人にとっては、納得感のある価格設定と感じられるでしょう。

かぜとゆきの通販は怪しい?悪い口コミと理由の真相

かぜとゆきの通販は怪しい?悪い口コミと理由の真相
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  • 実際にあった良い口コミと悪い口コミ
  • 結局かぜとゆきの通販は安全ですか?
  • 他社通販サイトより優れた点
  • 通販する際の支払い方法は?
  • 通販カタログの停止方法とは

実際にあった良い口コミと悪い口コミ

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「かぜとゆき」に対する評価は、その独自の理念やマーケティング手法から、利用者の間で賛否がはっきりと分かれているのが実情です。ここでは、SNSなどで見られる実際の声を、良い点と悪い点に分けて、より深く掘り下げて紹介します。

良い口コミ・評価に見られる傾向

  • 国産品・日本製へのこだわりに対する強い共感:「優良メーカーの正規品のみ販売する」という明確な方針が、特に食の安全性や製品の品質を重視する層から高く評価されています。「日本のメーカーを応援したい」「どうせ買うなら国内の経済を回したい」といった、消費行動を通じて社会貢献をしたいと考える人々の支持を集めています。
  • 商品の品質に対する満足感:実際に商品を購入した利用者からは、「値段は少し高いが、それに見合うだけの質の良い商品だった」「長く使える良いものに出会えた」といった、商品のクオリティに対するポジティブな評価が見られます。
  • 会社の理念への賛同:経営者の個人的な信条については様々な意見がありますが、「日本のものづくりを応援する」という会社の理念に共感し、その活動を支持する意味で購入しているという声も一定数存在します。

悪い口コミ・評価に見られる傾向

  • ダイレクトメールの手法への強い不信感:「突然カタログが送られてきて気持ち悪い」「個人情報がどこから漏れたのか不安で仕方ない」という声が圧倒的に多く、これが「怪しい」という評判の最大の原因となっています。特に、何十年も前の古い情報(例:実家の住所や、結婚前の旧姓)で届いたケースもあり、情報管理への不信感を増幅させています。
  • 経営者の思想への反発:過去の発言などを理由に、会社自体の方針や姿勢に共感できないという意見も少なくありません。「良い商品でも、この会社からは買いたくない」という声も聞かれます。
  • 顧客対応への不安:クレームを入れたいが、電話をすることで自分の個人情報を相手に確定させてしまうのではないか、というジレンマを抱えている人が多いようです。これにより、不満があっても泣き寝入りせざるを得ない状況が生まれています。

このように、「怪しい」という評判は、主にDMの手法や経営者の思想といった「事業の姿勢」に起因していることが分かります。しかし、そうした評価とは別に、日本の優良メーカーが手がける正規品のみを取り扱い、その品質を消費者に届けようとしている「事業の中身」もまた、この会社の一つの側面です。どのような背景があっても、純粋に質の高い国産品を求めている消費者にとっては、価値ある選択肢の一つとなり得るでしょう。

結局かぜとゆきの通販は安全ですか?

結局かぜとゆきの通販は安全ですか?
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様々な情報や口コミを総合的に判断すると、「かぜとゆき」は商品をだまし取るような詐欺サイトや、反社会的な違法団体ではなく、通販会社として事業自体は誠実に行われていると言えます。その上で、「安全」の定義を多角的に捉え、利用を検討する上でのメリットと注意点の両方を理解することが重要です。

事業運営上の安全性

まず、基本的な安全性については信頼できる要素が揃っています。会社情報(所在地、代表者名、資本金など)は明確に公開されており、特定商取引法に基づく表示も適切に行われています。そのため、商品を注文して代金を支払ったにもかかわらず商品が届かない、といった詐欺的なトラブルの心配はまずないでしょう。

利用を検討する上でのメリットと注意点

事業の合法性とは別に、一人の消費者として「安心して気持ちよく利用できるか」は、個人の価値観によって評価が分かれます。以下に、判断材料となるメリットと注意点を整理しました。

【メリット】安心して高品質な商品を選べる
  1. 品質と安全性の担保:「正規品のみを扱う」「日本製中心」という厳格な方針により、消費者は品質が著しく低い商品や偽物を購入してしまうリスクを避けられます。特に食料品や肌に触れる製品において、安心感を重視する方には大きな利点です。
  2. 厳選された品揃え:膨大な商品が玉石混交で並ぶ大手ECモールとは異なり、あらかじめ会社の基準で厳選された商品だけが掲載されています。これにより、消費者は自ら膨大な情報を比較検討する手間を省き、質の高い商品にたどり着きやすくなります。
  3. 国内メーカーの応援:このサービスを通じて商品を購入することは、日本のものづくりを支える国内の優良メーカーを間接的に応援することに繋がります。自身の消費行動にそうした価値を見出す方にとっては、満足度の高い買い物となるでしょう。
【注意点】事前に理解しておくべきこと
  1. マーケティング手法への懸念:前述の通り、本人の明確な許可なくカタログを送付するプッシュ型のマーケティング手法は、現代のプライバシー意識の高まりの中で、多くの人に不安や不快感を与えます。この点を受け入れられない限り、安心して利用することは難しいでしょう。
  2. 経営者の思想と企業文化:会社の運営方針には、経営者の思想が色濃く反映されています。この思想に賛同できない場合、たとえ商品が魅力的であっても、気持ちよく買い物をするのは難しいかもしれません。消費は一種の投票行動でもあるため、自分がどの企業を支持したいかを考えることも重要です。
  3. 厳格な返品ポリシー:一般的な通販サイト同様、公式サイトには「サイズ違いやイメージ違いなど、お客様のご都合での返品はできません」と明記されています。これは不良品以外の返品を受け付けないという姿勢です。購入後に「思っていたのと違った」という事態になっても返品できないリスクを十分に理解した上で、慎重に商品を選ぶ必要があります。

これらの点を総合的に考えると、かぜとゆきは「商品の品質」という点では非常に信頼性が高い一方で、「顧客との関わり方や企業姿勢」の面では好みが分かれるサービスと言えます。高品質な国産品を安心して購入したいというニーズが最優先であれば有力な選択肢となりますが、プライバシーへの配慮や企業の思想に共感できるかを、ご自身の価値観と照らし合わせて判断することが大切です。

他社通販サイトより優れた点

他社通販サイトより優れた点
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ここまで「かぜとゆき」が抱える課題や注意点について触れてきましたが、多くの利用者がいるのもまた事実です。それは、他の大手通販サイトにはない、明確で優れた点が存在するためです。価格や品揃えの豊富さだけではない、かぜとゆき独自の強みについて解説します。

1. 徹底した品質管理と「厳選」による安心感

Amazonや楽天市場のような巨大なマーケットプレイスは、圧倒的な品揃えを誇る一方で、出店者が玉石混交であるため、消費者は自ら商品の品質や出品者の信頼性を見極める必要があります。「レビューが高評価なのに粗悪品が届いた」「知らない海外の業者から発送された」といった経験がある方も少なくないでしょう。

これに対し、かぜとゆきは自社の厳しい基準で取り扱いメーカーと商品を「厳選」するセレクトショップ形式をとっています。偽物や粗悪品が紛れ込む余地を徹底的に排除しているため、利用者はどの商品を選んでも一定水準以上の品質が保証されているという安心感を得られます。

膨大な商品の中から、レビューを読み込み、販売元を調べて…といった手間や精神的な負担から解放されるのは、大きなメリットと言えますね。買い物に時間をかけたくない、でも失敗はしたくない、というニーズに的確に応えています。

2. 「日本製」への特化が生む独自の価値

「日本製中心」という方針は、単なる品質保証以上の価値を利用者にもたらします。特に食品や化粧品、ベビー用品など、安全性への関心が高いジャンルにおいて、国産であることは非常に強力な選択理由となります。

また、自身の消費行動を通じて「日本のものづくりを応援したい」「国内の経済循環に貢献したい」と考える人にとって、かぜとゆきでの買い物は、その価値観を直接的に反映できる行為となります。これは、価格の安さだけでは得られない、精神的な満足感に繋がる重要なポイントです。

3. カタログと電話注文によるアクセシビリティ

現代の通販はインターネットが主流ですが、アカウント登録、パスワード管理、複雑な決済画面など、デジタル機器の操作に不慣れな方にとっては、まだまだハードルが高いのが実情です。

かぜとゆきは、ウェブサイトだけでなく、昔ながらの紙のカタログと電話による注文窓口を重視しています。手元でパラパラとめくりながら商品を吟味し、不明点があれば直接オペレーターに質問しながら注文できる手軽さは、特にシニア層にとって他には代えがたい大きな利点です。このアナログな選択肢を残している点が、顧客層を広げ、支持される理由の一つになっています。

4. 明瞭な料金体系と経済的なメリット

通販サイトで意外とストレスになるのが、複雑な送料計算です。かぜとゆきでは、その点を解消する明確な料金体系を採用しています。

全国一律送料無料を基本としており、追加料金がかかりがちな冷凍・冷蔵品(クール便)であっても送料は無料です。購入者は商品代金のみを考えればよいため、特に少額の買い物をしたい場合や、遠隔地に住んでいる場合に大きなメリットとなります。

さらに、購入金額に応じて割引が適用される「まとめ買い割引制度」も導入されています。割引率は以下の通りで、買えば買うほどお得になる仕組みです。

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ご購入金額(税込)割引率
10,000円以上 ~ 20,000円未満3% OFF
20,000円以上 ~ 30,000円未満5% OFF
30,000円以上7% OFF
2025年9月現在

日用品のストックや、少し高価な家具・家電の購入など、まとまった金額の買い物をする際に、この制度は大きな経済的メリットをもたらします。

かぜとゆきの主な強みまとめ
  • 信頼性:偽物や粗悪品がなく、安心して買い物に集中できる。
  • 共感性:日本のメーカーを応援するという理念に共感できる。
  • 利便性:ネットが苦手でも、電話一本で簡単に注文が完了する。
  • 明瞭性:冷凍・冷蔵品を含め全国一律送料無料で、追加料金の心配が不要。
  • 経済性:購入金額に応じたまとめ買い割引で、計画的に節約できる。

これらの点から、かぜとゆきは価格や品揃えの規模で大手と競争するのではなく、「信頼性」と「特定の価値観への共感」、そして「利用者を選ばない利便性と経済性」という独自の土俵で、他社との差別化を図っていることが分かります。

通販する際の支払い方法は?

通販する際の支払い方法は?
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かぜとゆきでは、インターネットでの注文と電話での注文の両方に対応しており、利用者の多様なニーズに応えるため、複数の支払い方法が用意されています。ご自身のライフスタイルや使いやすさに合わせて、最適な方法を選ぶことができます。

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支払い方法対応窓口手数料備考・注意事項
クレジットカードインターネット無料VISA, MASTER, JCB, AMEX, DINERSが利用可能です。セキュリティを高める本人認証サービス(3Dセキュア2.0)が導入されています。支払い回数は1回払いのみです。
代金引換インターネット/電話330円(税込)~
(購入金額による)
商品お届け時に、配送業者へ現金で支払います。手軽ですが、手数料がかかります。現在、冷凍・冷蔵品はこの支払い方法を利用できません。
銀行振込電話 (オペレーター対応)振込手数料は顧客負担注文後に指定された口座(ゆうちょ銀行など)へ代金を振り込む前払い方式です。入金確認後の商品発送となります。
後払い電話 (オペレーター対応)請求書発行費用:250円(税込)商品到着後に郵送される請求書で、コンビニや郵便局で支払う方法です。5,000円(税込)未満の注文でのみ利用可能で、事前の審査があります。

冷凍・冷蔵品の支払いについて

以前は代金引換も可能でしたが、商品の性質上、受け取り拒否による廃棄ロスが多発したため、現在はクレジットカードと銀行振込(前払い)のみの対応となっています。生鮮食品などを注文する際は特にご注意ください。(参照:かぜとゆき公式サイト ご利用ガイド

通販カタログの停止方法とは

通販カタログの停止方法とは
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身に覚えのないカタログが定期的に送られてくるのは、気分の良いものではありません。不要なカタログの送付を停止するには、主に2つの確実な方法があります。

方法1:【推奨】かぜとゆきに直接連絡して停止を依頼する

根本的な解決策は、お客様相談室に直接連絡して送付停止を依頼することです。本人確認のために氏名や住所を伝える必要はありますが、今後の発送リストからあなたの情報を削除する正式な手続きを依頼してみましょう。

【かぜとゆき お客様相談室】

電話番号: 0120-49-1000

受付時間: 9:00~22:00(年中無休)

電話で「今後のカタログ送付を停止してほしい」と明確に伝え、オペレーターの指示に従って必要な情報(カタログに記載されている氏名、住所、もし分かれば顧客番号など)を伝えて送付停止の依頼を行う。
※必ず送付停止してくれるかは当サイトでは保証できません。また、個人情報を伝える必要がある可能性があるため、ご自身の判断で実施をお願いいたします。

方法2:郵便物の「受け取り拒否」手続きを行う

相手に直接連絡することに抵抗がある場合に有効な方法です。日本郵便の制度として、不要な郵便物を受け取り拒否することができます。ただし、郵便で届いたカタログが未開封の場合に限り利用できます。

  1. 付箋や丈夫な紙に「受取拒絶」と大きく、はっきりと書きます。
  2. その下に、受け取りを拒絶する本人(宛名の人)のフルネームを署名するか、印鑑を押します。
  3. その紙を、宛名が見えるようにカタログの封筒にしっかりと貼り付けます。
  4. そのまま郵便ポストに投函するか、最寄りの郵便局窓口に持って行きます。

この手続きにより、郵便物は差出人である「かぜとゆき」に返送されます。詳細な手順は、日本郵便の公式サイトでも確認できます。(参照:日本郵便 – 受け取りたくない郵便物などが届いた場合

一度開封してしまうとこの方法は使えなくなるので注意してくださいね。また、ヤマト運輸などのメール便で届いた場合はこの制度の対象外となります。その際はやはり方法1のお客様相談室への連絡が必要です。

かぜとゆきの通販が怪しい?口コミが悪い理由を総括

かぜとゆきの通販が怪しい?口コミが悪い理由を総括
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この記事では、通販サイト「かぜとゆき」が怪しいと言われる理由や、その背景にある会社情報、利用者の口コミ、そして具体的な対処法について詳しく解説しました。最後に、記事の重要なポイントをリスト形式でまとめます。

  • かぜとゆきの運営会社は2022年設立の株式会社大和心
  • 経営者は化粧品大手DHCの創業者である吉田嘉明氏
  • 突然カタログが届く主な理由はDM発送代行業者のリストによるものの可能性高い
  • 個人情報の出所は不明瞭で、古い名簿が使われている可能性が高い
  • DHCが直接的に顧客データを流用したという公式な事実はない
  • 悪い口コミの多くは強引なDM手法や独自の企業理念に対する不信感
  • 価格が高めに設定されているのは高品質な日本製に特化しているため
  • 詐欺サイトではなく事業自体は誠実に行われている通販会社
  • 通販サイトとしての基本的な安全性に大きな問題はないとみられる
  • ただし独自の企業理念や「お客様都合での返品不可」という厳格なポリシーあり
  • 支払い方法はクレジットカード、代金引換、銀行振込、後払いの4種類
  • 不要なカタログは日本郵便の「受取拒絶」制度で返送できる
  • 最も確実な停止方法は、お客様相談室へ電話で直接依頼すること
  • 最終的に利用するか否かは、会社の理念に共感できるかどうかが大きな判断基準になる
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